躯体工事が完了したのちに、建築物内部でおこなわれるのが内装仕上げ工事。
おもに、各部屋の天井、壁、床について、下地から最終仕上げまで
仕上がった部分に傷をつけないように養生しながら、作業を進めていきます。
内装工事が進むにつれて、しだいに内部は、建築物の完成イメージが実感できるようになります。
軽量鉄骨工事は、施工を始める前に、コンクリートの壁面に墨を用いて
高さ・水平の基準線となるポイントに印をつけていきます。
高さの基準墨のことを「陸墨」(りくずみ)といい一般的には床仕上げから1000㎜上がった位置に出します。
また、床面の墨出しは、通り芯(※)から1000㎜の位置に「逃げ墨」(※)を出します。
※通り芯・・・実際に出来上がった壁の内側から内側までの距離のことではなく、「壁芯」から「壁芯」までの距離のこと。
※逃げ墨・・・障害物などによって、仕上げ面に直接 墨出し(基準線を引くこと)ができないときなどに、正規の基準線より一定の距離をおいて引いた工事用の墨のこと。
施工図や設計図を基にして、部屋の壁位置や出入口の位置などを読み取りながら、墨を出していきます。
墨出し工程を元に、次は下地施工に入っていきます。とても重要な工程です。
石膏ボードなどの仕上げ材料を張るための下地作りでは、一般的に軽量鉄骨材が使用されます。
LGS(=ライトゲージスチール)や軽天(けいてん)と呼ばれ墨出しで出したポイントを基準として設置していきます。
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