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ボード張り工事を解説~石膏ボードの特性~

 

ボード張り工事のボードとは、石膏ボードのことを指すのですが、
壁や天井を造る材料となります。

表面には紙が貼られていますが、
断面を見てみると白い石膏が板状になっているのがよくわかります。

石膏の特長は、断熱性があり室内が温かく保つことができ、
耐火性に優れているので、燃えにくい性質です。
また、現場での加工が簡単で施工がしやすい点が挙げられます。
そして、低コストです。

その反面、石膏の性質上もろいので、重量物を持ちこたえるのには難点があります。
例えば、壁掛け用のテレビや、重い額縁、時計や照明などを取り付ける場合には、
その部分だけ合板を取り付けるなどの対処が必要となります。

ホームセンターなどに置かれている石膏ボードをご覧になったことはありますか?
だいたいの店舗には、9mmと12mmの2種類が揃えられていると思います。
このふたつの使い分けは、施工する箇所によります。
9mmは天井用、12mmは壁用です。

石膏ボードと並んで、同じように不燃性の高い建材として
ケイカルボードというものがあります。
水酸化カルシウムと砂を混ぜ合わせて板状にしたもので、
耐火性、断熱性に優れ、現場加工しやすいのは石膏ボードと同様で、こちらも安価です。

しかし、石膏ボードは9mmに対し、ケイカルボードは6mmの厚さしかないので
非常に割れやすいという一面があります。

 

 

 

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